みなさんこんにちは、テルナです!
妻の出産を機に、食の安全性に目覚めた30代パパです!
家族で楽しく、ゆるっと無添加生活しています!
砂糖って、色んな種類があるけど、どれを選んだらいいんだろう…
甘いものが大好きで、ついつい食べ過ぎてしまう…
砂糖の摂り過ぎはよくないことは知っているけど、やめられない…
どうせなら体にいい砂糖を選びたいな…
こんなお悩みを全て解決していきます!
この記事を最後まで読んだら、体にいい砂糖を迷わずに選べるようになりますよ!
もし選ぶなら、ビタミン・ミネラルが豊富な黒糖、きび糖、てんさい糖がおすすめです。
甘いものって、ついつい欲しくなることありませんか?
疲れたときなど、特に食べたくなりますよね〜。
でも実は、お砂糖って、なるべくなら摂らない方がいいんです!
えっ!?
なんで食べたらだめなの?
甘いもの食べたいよ〜!!!
その気持ち、すごくわかります。
しかし、砂糖を摂ることによって、以下のような健康リスクがあります。
- 体を冷やす
- 血糖値の急激な上昇および下降
- 肥満や糖尿病、動脈硬化などの病気の原因に
- 依存性が高く、一度食べるとなかなかやめられない
- ビタミン・ミネラルの欠乏
- 肌荒れ、老化の促進
- 疲労感、イライラ、キレやすい、落ち着かない、うつ病など
- 虫歯になりやすい
砂糖は、なるべくなら摂らない方がいいのですが、中には栄養価の高い砂糖もあるんです。
そこで今回は、砂糖の選び方について解説していきます!
砂糖の選び方
結論から言うと、
- 天然糖(黒糖、きび糖、てんさい糖)を選ぶ
- 精製糖(白砂糖)は避ける
- 茶色い砂糖でも、三温糖は避ける
砂糖を選ぶ際は、上記のポイントを意識してみてください。
それでは、順番に解説していきましょう!
天然糖(黒糖、きび糖、てんさい糖)を選ぶ
砂糖を選ぶ際は、黒糖、きび糖、てんさい糖を選んでおけば、間違いないです。
これらの砂糖は、製造過程において、完全に精製されておらず、
ビタミンやミネラル分が多く残っているため、栄養価が高いんです。
さらに、味わいにコクがあり、優しい甘さが特徴です。
主に茶色い砂糖のことです。
精製ってなに?
精製とは、色素をはじめとした砂糖以外の成分を取り除き、純粋な砂糖の結晶だけを取り出したもののことです。
要は、「純粋に甘み成分(糖分)だけを取り出したよ〜」ってことです。
ちなみに、砂糖の原料は、主に以下の2種類が使われます。
- サトウキビ
- てん菜
サトウキビは、日本では主に沖縄県や鹿児島県で栽培されています。
てん菜は、日本では北海道で栽培されおり、砂糖大根やビートとも呼ばれています。
黒糖(黒砂糖)
黒糖は、サトウキビの搾り汁を精製せず、そのまま煮詰めて砂糖にしたものです。
全く精製されていないので、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、栄養価は抜群です。
ただ、独特の風味があるので、普段使いには向かないかもしれません。
栄養価を重視するならおすすめですよ!
きび糖(きび砂糖)
きび糖は、サトウキビの搾り汁を精製せず、煮詰めて雑味や不純物を取り除いたものです。
ミネラル分は黒糖にはやや劣りますが、雑味が少なくコクもあるので、お菓子作りや料理全般に使えます。
使いやすさを重視するならおすすめです!
てんさい糖
てんさい糖は、てん菜の白い根っこの部分を粉砕し、精製せずに煮出すことで甘味成分を抽出します。
ミネラル分は黒糖ときび糖には劣りますが、GI値がかなり低く、整腸作用のある天然のオリゴ糖を多く含みます。
黒糖やきび糖に比べ、あっさりとした甘みですが、こちらもお菓子作りや料理全般に使えます。
腸内環境を整えたい方にはおすすめです!
GI値ってなに?
GI値とは、「グリセミック・インデックス」の略で、食品を食べた後の、血糖値の上がりやすさを示した値です。
ブドウ糖を摂取したときの上昇率を100とした相対値で、
GI値が低いほど血糖値の上昇が遅く、インスリンの分泌も抑えられます。
要は、分泌をつかさどる膵臓に負担をかけにくいんです。
ちなみに、血糖値が急激な上昇下降を繰り返すと、膵臓が疲弊していきます。
そして、疲れ切った状態になったのが、みなさんがよく知る糖尿病という病気です。
できれば精製糖(白砂糖)は避ける
砂糖を選ぶ際に、できれば避けたい種類のものがあります。
それは、精製糖です。
主に白い砂糖のことを言います。
製造過程において、何度も精製を繰り返すため、ビタミンやミネラル分が失われて、栄養価はゼロに等しいです。
甘味成分以外のものが徹底的に取り除かれて、糖分のみのため、
味わいにコクがなく、はっきりとした甘さを感じるのが特徴です。
精製糖には、主に以下の種類があります。
- 上白糖
- グラニュー糖
- 三温糖
問題は、これらの精製糖を摂ることによって、心と体に様々な悪影響を及ぼすことです。
具体的に、以下のような影響があります。
- 体を冷やす
- 血糖値の急激な上昇および下降
- 肥満や糖尿病、動脈硬化などの病気の原因に
- 依存性が高く、一度食べるとなかなかやめられない
- ビタミン・ミネラルの欠乏
- 肌荒れ、老化の促進
- 疲労感、イライラ、キレやすい、落ち着かない、うつ病など
- 虫歯になりやすい
なかでも、子どもは特に影響を受けやすいとされているので、砂糖の摂り過ぎには注意が必要です。
ちなみに、砂糖の摂取が子どもに与える害として、世界に衝撃を与えた、調査報告があります。
1980年、アメリカのバージニア州にある少年院で、
施設の276人の子どもたちを対象に、17ヶ月間かけてある実験を行いました。
一方のグループには、砂糖を大幅に減らした食事を与え、
他方のグループには、通常の食事を与えて、その後の反応を観察するというものです。
結果、砂糖を大幅に減らしたグループの子どもたちは、
反社会的行動(暴行、窃盗、命令への服従拒否など)が約半分(46%)に減少しました。
当初、「これは偶然では?」と解釈する専門家も多かったみたいですが、
翌年、12の少年院で8000人を対象に行った再実験でも、反社会的行動が約半分(47%)に減少するという、
全く同じ結果が出たため、疑いようのない事実であることが確かめられました。
砂糖の過剰摂取が、キレやすい子どもの一因になっていること、犯罪との関わりがあると指摘されました。
砂糖を摂ると、血糖値が急上昇し、膵臓から血糖値を下げるホルモンのインスリンが大量に出ます。
その結果、今度は血糖値が急降下し、下がりすぎる状態になります。
その後、副腎から攻撃ホルモンのアドレナリン、不安・恐怖ホルモンのノルアドレナリンを出して、血糖を上げようとします。
アドレナリンは、イライラ、怒りなど、攻撃的になる原因になり、
ノルアドレナリンは、不安、恐怖、うつ状態などを引き起こす原因になります。
市販のジュースやお菓子、菓子パンなどには、白砂糖がいっぱい含まれているので、
砂糖の摂り過ぎには十分気をつけましょう!
茶色い砂糖でも、三温糖は避ける
先ほど紹介したように、精製糖のなかには、三温糖のように茶色の砂糖もあります。
「茶色い砂糖は体にいい」ってよく言われてますが、三温糖は全く別物です。
三温糖は、精製過程で煮詰めたときに茶色くなったもので、成分は白砂糖とほぼ同じです。
上白糖を作る過程で出た、糖液を煮詰めて茶色く(カラメル化)します。
色ムラを整えて綺麗に見せるために、カラメル色素などの添加物を使って着色しているものもあるので、注意が必要です。
ここまでをまとめてみましょう!
精製糖(白砂糖)の特徴は、
- 精製の過程でビタミンやミネラル分が失われ、栄養価はゼロに等しい。
- GI値が高く、糖分が素早く体内に吸収されて、血糖値の上昇下降が激しい
- 糖尿病や動脈硬化などの病気のリスクを高める
- 疲労感、イライラ、落ち着かない、うつ病などの不調が起こりやすい
- 体へのリスクが大きい
天然糖(茶色い砂糖)の特徴は、
- 全く精製されていないので、天然のビタミンやミネラルが豊富に含まれている
- GI値が低く、ゆっくりと消化されるので、血糖値の上昇下降がゆっくり
- 白砂糖より、体へのリスクが少ない
砂糖の代用品
砂糖以外の甘味料として、以下の種類があります。
- みりん
- 甘酒
- はちみつ(※1歳未満の赤ちゃんは避けましょう)
- メープルシロップ
- ココナッツシュガー
- アガベシロップ
中でも、甘酒は「飲む点滴」と言われており、非常に栄養価が高く、
疲労回復効果や整腸作用があるので非常におすすめです。
アルコール0%なので、料理やお菓子作りにも使いやすく、子どもにも安心安全ですね。
他にも、果物で甘みを代用するという手もあります。
その季節の旬の果物で、天然の甘さを味わうのもおすすめですよ。
できれば、日本から昔から食べられている
- 柿
- みかん
- 梨
- ぶどう
- いちじく
などで、国産のものがおすすめです。
ただ、果物は体を冷やす作用があり、農薬も大量に使われていることが多いので、
共に食べ過ぎには注意が必要です。
まとめ
今回は、砂糖の選び方について解説していきました。
- 天然糖(黒糖、きび糖、てんさい糖)を選ぶ
- 精製糖(白砂糖)は避ける
- 茶色い砂糖でも、三温糖は避ける
白砂糖は、価格が安く、手頃に買えて、使い勝手はいいですが、
栄養素はほぼ無いうえに、体への負担やリスクが大き過ぎます。
逆に、黒糖、きび糖、てんさい糖などの茶色い砂糖は、ビタミンやミネラルが豊富で、体への負担も少ないですが、
同じ糖分であることには代わりないので、食べ過ぎには注意が必要です。
なるべくなら摂らない方が、より健康的ですね。
あとは、ちょっとしたメリットとして、茶色い砂糖の場合は、
料理のときに、塩と砂糖の使い間違いがなくなるかもしれませんね。笑
みなさんも1度は経験したことがあると思いますが、疲れてるときとか、よくやっちゃいますよね。
砂糖は、依存性が高いため、一度食べるとなかなかやめられません。
砂糖を断つことができれば、病気のリスクを下げることができて、健康まっしぐらです。笑
砂糖は嗜好品として、たまに食べるぐらいがちょうどいいかもしれませんね。
どうしても甘みが欲しいときは、せめて黒糖、きび砂糖、てんさい糖を選びましょう!
そして、砂糖の代用品として、みりん、はちみつ、甘酒もおすすめですよ。
以上、砂糖を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
テルナでした!
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