みなさんこんにちは、テルナです!
妻の出産を機に、食の安全性に目覚めた30代パパです!
家族で楽しく、ゆるっと無添加生活しています!
小麦って、食べると体に悪いのかな…
国産小麦と輸入小麦って、何が違うの..
パンが大好きで、なかなか小麦をやめられないんだけど、どうしたらいいの…
できれば子どもには安心安全なものを食べさせたい…
こんなお悩みを全て解決していきます!
この記事を最後まで読んだら、小麦を摂取することによる健康リスクや、
安心安全な小麦の選び方がわかりますよ!
小麦は、本来は食べないほうが健康にはいいのですが、
どうしても食べたいときは、国産小麦100%のものをおすすめします。
小麦は、世界三大穀物のひとつで、小麦粉などにして、パン、麺類、お菓子などの主な原料になります。
農林水産省によると、
日本人ひとりあたりの年間米消費量は51.5kg、年間小麦粉消費量は31.6kgとなっており、
小麦は今やお米と並んで、日本人の主食と言ってもいい状態になっています。
(農林水産省「令和3年度 食料需給表」参照)
貿易状況について、日本は、小麦の約9割を海外(アメリカ、カナダ、オーストラリア)から輸入しており、
日本で栽培される国産の小麦はわずか1割程度しかないのが現状です。
(農林水産省「令和3年度 麦の需給に関する見通し」参照)
つまり、日本で売られている小麦粉の約9割は、輸入小麦となります。
小麦は、乾燥していて少し寒い地域で栽培される作物であるため、
栽培するには日本の気候(温暖湿潤気候)は小麦が苦手な環境であることが、低い食料自給率の要因の一つとなります。
小麦製品って、パンや麺類、天ぷら、カレー、お好み焼き、たこ焼き、お菓子やケーキなど、
美味しいものばかりですよね。
気づいたら無性に食べたくなったり、ついつい食べ過ぎてしまいませんか?笑
そんな小麦ですが、摂り過ぎると、病気のリスクが爆上がりなんです!
えっ!?
そうなの!?
なるべくなら小麦は摂らないほうが健康になれます。
その理由を、解説していきましょう!
小麦を控えるべき理由
結論から言うと、
- 腸内環境を荒らす
- 血糖値の急上昇、依存性がある
- 危険な除草剤や農薬がたっぷり
- 過度な品種改良が行われている
これらの理由から、小麦はなるべくなら摂らない方が健康になれます。
逆に、毎日頻繁に小麦を摂り続けると、病気になるリスクが爆上がりです。
順番に解説していきましょう!
腸内環境を悪化させる
小麦には、グルテンというタンパク質が含まれています。
グルテンは消化されにくく、弾力性と粘着性をもっているのが特徴です。
パンがふっくら膨らんだり、うどんや麺などの独特のコシや歯ごたえは、グルテンの働きによるものなんです。
実は、このグルテンが腸壁を傷つけ、腸内をめちゃくちゃ荒らします。
粘着性があり、ネバネバしているので、腸にベッタリ張り付いて、炎症を起こします。
ひどい場合は、腸に穴が空く可能性もあるんです。
腸に穴が空くことで、本来腸で排除されるべき細菌や毒素が、腸壁をすり抜けて体内に入ってしまいます。
このような状態を、リーキーガット症候群(別名:腸漏れ)と言います。
腸内環境が悪化することで、
- 免疫機能の低下
- 体調不良
- 疲労感、集中力低下
- 肌荒れ、むくみ
- 便秘
- 生理痛
- 喘息
- 認知症
- アレルギー(花粉症など)
あらゆる病気や不調の原因となり、さらにはこれらの症状の悪化も引き起こします。
小麦の摂り過ぎには、十分注意が必要ですね。
血糖値の急上昇、依存性がある
小麦を摂取すると、アミロペクチンAという血糖値を上昇させる成分によって、血糖値が急上昇します。
砂糖などの精製されたものは血糖値が上がりやすいのですが、
小麦は砂糖よりもさらに血糖値が急激に上がりやすいんです。
これにより、強烈な眠気、肥満、糖尿病、心臓病などの病気の原因にもなります。
また、小麦に含まれるグルテンには、麻薬に似た中毒性があるため、
一度食べるとなかなかやめられなくなります。
パン、うどん、ラーメン、カレー、ケーキ、お菓子など、
「やめられない、止まらない、ついつい食べ過ぎちゃう」ってものが多すぎません?
これらはすべてグルテンのしわざです。
急激な血糖値の上昇は、依存性にもつながるため、小麦の摂り過ぎには気をつけましょう。
危険な除草剤や農薬がたっぷり
現在、日本で使用している小麦の約9割が、海外からの輸入小麦になります。
輸入小麦には、収穫前と収穫後にそれぞれ除草剤や農薬が散布されます。
収穫前(プレハーベスト) | 収穫前に除草剤を散布して小麦を枯らすことで、機械での刈り取り作業を効率よく行えるようにするため。 |
収穫後(ポストハーベスト) | 収穫後に農薬を散布することで、輸送時や保管時に腐敗やカビなどから守るため。 |
つまり、小麦に除草剤や農薬が大量に残留しているんです。
海外では、除草剤や農薬を作物に大量に散布する栽培方法が一般的なんですね。
一番問題なのは、除草剤に使われる成分なんです!
みなさん、ラウンドアップという除草剤を見たこと、聞いたことはありませんか?
ホームセンターなどでよく見かけると思いますが、
実は、その主成分であるグリホサートは、強い発がん性と神経毒性があり、
超危険で世界でも問題視されているんです。
WHO(世界保健機関)の下部組織であるIARC(国際がん研究機関)という公的機関も、
グリホサートの発がん性を正式に認めています。
アメリカでは、このグリホサートが原因で病気を発症したり、農作物に影響が出たなどとして、訴訟も起きています。
世界各国では、その危険性から規制や禁止が進んでいるなか、日本だけ規制が緩和され続けているんです。
つまり、日本では、超危険なグリホサート系除草剤が大量に販売され、今も使われ続けているのが現状です。
農薬を摂取するリスクとして、以下のものがあります。
- 発がん性
- 神経毒性
- 不妊
- 精神疾患
- 発達障害、奇形
- アレルギーなど
危険な除草剤や農薬が大量に使用され、残留農薬たっぷりの輸入小麦は、できることなら避けましょう!
農薬は土壌にも残る可能性があるので、農作物などが汚染される危険性も十分あり得るため、
雑草対策として、ラウンドアップを使用するのは避けたほうがいいかもしれませんね。
過度な品種改良が行われている
現代の小麦は、遺伝子組み換えまではいかなくても、
- 農薬や除草剤、病害虫などに強くなるように耐性をもたせる
- 短い栽培期間で収穫できるようにする
- 大量の化学肥料の投入と農薬の使用で、大量生産できるようにする
など、人にとって都合のいいように改良を重ねられた品種になっています。
そのため、含まれるグルテンなどのタンパク質や糖質の遺伝子構造などが大きく変化し、
人の体に合っていない可能性があります。
残留農薬の危険があり、何回も品種改良された不自然な小麦を食べることで、
がん、アレルギー、不妊など、いろんな病気の原因にもなるんです。
小麦の対処法
輸入小麦が危険なのはわかったけど、
でも、やっぱりパンとか食べたいよ〜!
小麦やめられないよ〜!
小麦がどうしてもやめられないときは、以下の対策がおすすめです。
- 米粉などのグルテンフリーなものに代える
- 国産小麦100%または有機のものを選ぶ
- 古代小麦(スペルト小麦)を選ぶ
順番に、解説していきましょう!
米粉などのグルテンフリーなものに代える
天ぷらや粉もの料理など、いつもの料理に使う小麦粉を、
米粉などのグルテンフリーなものに置き換えるだけでOKです。
米粉の原料はお米なので、グルテンは一切含まれておらず、腸内環境を荒らすこともないので、とっても安心です。
小麦粉よりも栄養価が高く、ヘルシーで消化にもいいので、
小麦粉の代用品としてめちゃくちゃおすすめです!
国産小麦100%または有機のものを選ぶ
国産小麦や有機小麦は、品種改良や残留農薬の心配がないので、非常におすすめです。
国産小麦を選ぶときの注意点として、
商品の裏面にある原材料表示を見たときに、「小麦粉(国内製造)」と書かれたのを見たことありませんか?
これは、その原材料が製造(加工)された場所のことであり、
原材料自体の産地は国産じゃないので注意してください。
つまり、「外国から輸入した小麦を、日本で小麦粉に加工したよ〜」ってことなんです。
国産と国内製造は、まったく意味合いが違ってくるので、なんだか紛らわしいですよね。
似たような表記で、「国産小麦使用」「北海道産小麦使用」と書かれたものもよく見かけますが、
例えば、国産の小麦を重量割合的に多く使っていればそう表記できるようになっているんです。(食品表示基準というものに記されています。)
例えば、国産小麦を7割、外国産小麦を3割でブレンドした場合などを言います。
国産小麦の方が7割と多く使っているので、「国産小麦使用」と表記できるんです。
100%表記がないと外国産が混じっている可能性も考えられるので、
「○○産小麦100%」の表記のものを選べば、より安心ですね。
古代小麦(スペルト小麦)を選ぶ
古代小麦(スペルト小麦)とは、地球上で最も古い栽培穀物の一つと言われ、小麦の原種となります。
9000年以上も前から、ヨーロッパや中東で栽培されていたことがわかっています。
古代小麦は、人工的な品種改良がされておらず、本来の人の体に合った栄養素をもち、
食物繊維やビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれているんです。
古代小麦に含まれるタンパク質は消化しやすく、デンプンの分解もゆっくりなので、
血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
さらに、品種改良された現代小麦に比べて、グルテンの含有量が少ないことから、
アレルギーを起こしにくいと言われています。
ちなみに、ヨーロッパで行われた過去30年間を対象にした調査によると、
小麦アレルギーを持っている人が古代小麦を食べても、
85〜90%の人はアレルギー症状の発症なしと報告されています。
古代小麦は皮が厚くて硬いことから、虫に食べられる心配が少なく、天候や病気の影響も受けにくいため、
化学肥料、除草剤、殺虫剤、農薬などを使用することなく栽培することが可能なんです。
しかし、現代小麦に比べて、収穫量が約半分ぐらいとなり、
生産性が著しく低く、日本では、生産する農家さんも少ないため、大変希少な小麦となります。
そのため、価格も高価となります。
古代小麦は、価格は高めですが、栄養が豊富なうえ、アレルギーを起こしにくく、消化もしやすいので、
胃腸の弱い方や、小さいお子さんにも安心して食べることができるので、とってもおすすめですよ!
まとめ
今回は、小麦を控えるべき理由について解説していきました。
- 腸内環境を荒らす
- 血糖値の急上昇、依存性がある
- 除草剤や農薬がたっぷり
- 過度な品種改良が行われている
小麦を控えると言っても、なかなか難しいですよね。
禁止にしたり、食べちゃいけないって思うと、ストレスが溜まってそれはそれで健康にも良くないので、
食べたいときは食べたらいいんです。笑
ただ、毎日食べると病気にかかりやすくなったりするので、たま〜にならOKとしましょう!
食べる頻度を減らせばOKです!
僕は、パンが大好きで、食の安全性に目覚めるまでは、めちゃくちゃ食べてました。
朝食はいつもパンにしてたので、今思えば毎日小麦を摂取していました。笑
今は、なるべく小麦を控えるようにしていますが、時々、パンが無性に食べたくなったりもするので、
そのときは気にせず食べています。
パンが大好きで、どうしてもやめられないので、せめて国産小麦のものを選ぶようにしています。
いきなりやめるのは難しいので、まずは少しずつ量を減らしていったり、
米粉などのグルテンフリーなものに代えたり、国産小麦を選ぶようにして、
一緒に対策していきましょう!
以上、テルナでした!
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